UFCブロックとは?
既存建物の梁・柱・床との接合部に鋼管定着工法を用い、UFC接合ブロック・UFCブロック・UFCピン・グラウト材で構成されるのが「UFCブロック耐震壁」です。従来工法では広い施工スペースが必要でしたが、UFCブロック耐震壁は、人が持てる小さな部材で構成されているので、省スペースでの施工が可能です。
UFCブロックの性能
従来工法(鉄筋コンクリート造耐震壁)と同等の耐力が得られるうえに、工業製品のため品質にばらつきがなく、信頼性の高い補強を実現することができます。(財)日本建築総合試験所より、2010年10月に、建築技術性能証明(GBRC03-04 号改5)を取得しています。
UFCブロックの施工方法
鋼管コッター工事、UFCブロック組積工事、グラウト工事の順で施工を行います。使用する部材は手に持てる大きさであるため、省スペースで施工ができ、従来工法に比べて工期が短く、低振動・低騒音で施工を行うことができます。
UFCブロックの特長
①工事中も通常業務をそのまま行うことができるため、大学などをはじめとする学校施設、幼稚園・保育園施設などの教育施設などに適しています
②「低騒音」「省スペース」「短工期」で耐震補強工事が行えます
③エントランスホールなど、美観を損ないたくない場所での耐震補強工事が可能です
④デザイン性、通風性、採光性に優れているので、従来の耐震壁のイメージを一新させます
⑤空間を遮らないので閉塞感がなく、音や声を遮りません。また空調を増設する必要もありません
