補修工事や一般工事に使用する資材は、長年の実績と経験から生まれています。今までの経験が、これからの街づくりを支えます。
砂粒子のまわりをアスファルトでコーティングしているので、従来の砂と比べて水の影響を受けにくく、細粒化しにくいのが特長です。
細粒化現象を抑制することにより、従来の砂と比較して高い荷重分散効果を発揮します。
ブロック舗装面のたわみが小さくなるのでブロックが安定し、不陸を防ぎます。
インターロッキングブロック舗装設計施工要領(一般社団法人インターロッキングブロック舗装技術協会編)に示される敷砂の品質規格を十分に満足する品質があります。目地砂用の袋詰品も用意しています。
ブロックサンドは母材とした天然砂に比べて細粒化に対する抵抗性が、大型車交通量の多いN4以上(舗装計画交通量250台以上/日・方向)の規格値(300回突固めで1%以下)に対して、7倍以上も向上(3.78%→0.56%)します。
細粒化とは砂が交通荷重を受けて細かい粒子に破砕される現象で、ブロック舗装のがたつきの原因となります。
イオシートを敷くことで、敷砂層の砂が路盤層へ流入しなくなり、ブロックの不陸が発生しにくくなります。透水性ブロックを使用した歩道には、機能を最大限高めるためにイオシート歩道用(EO060)を使用します。路面に水がたまったり、不陸が発生してガタガタするなどがなくなり、快適な歩行性を確保できます。
車道用透水シート(HS)は、不織布にポリオレフィンのフィルムを縦横に積層した、車道用に最も適したシートです。積層したことで、従来の不織布よりも高強度となっており、車両の走行によって生じやすい不織布の破損が大幅に低減されます。
フィルター層(砂)は、道路から浸透してきた雨水が急激に路床に浸入して軟弱化し、支持力が低下するのを防ぐために設置します。イージージオフィルターは、厚さ50~100mmの砂のフィルター層代わりに使用するポリオレフィンのフィルムを積層したシートです。
ブロック系舗装(インターロッキングブロック、平板、タイル、レンガ、天然石)では、敷砂層に浸透した水の排水性が悪いと、敷砂層の支持力低下や敷砂の移動・流出が生じて舗装の破損原因となります。ペーブドレーンは、敷砂層に滞留した水を速やかに排水するブロック系舗装専用の導水管です。ペーブドレーンを敷砂層に設置することによって浸透水の排水を促し、排水不良による舗装の破損やブロックの白華を予防します。
目地部からの浸透水を排水処理する場合は直径10mm、排水性舗装とする場合では直径15mmのペーブドレーンを使用します。
目地への水の浸透や、目地から雑草が生えるのを防止する目地砂です。
メジモールサンド、成型目地材(フジシート)の使用例
メジモールサンドは撥水効果を有していますので、橋面のように床版に水を浸透させたくない舗装の目地材に適しています。橋面舗装では、ブロックサンドやフジシートと併用することで効果が高くなります。
ブロック系舗装の補修に使用する強化プレートです。
フジシートは、ILBとアスファルト舗装との間にプレキャスト製の縁石を設置する場合に使用する成型目地材です。雨水の浸透やブロックの欠けを防ぎます。
舗装材と緑地帯などの境を簡単に美しく分けられる見切り材。金属製のものは高温舗装材料にも使用できます。
舗装空間において外すことのできない側溝蓋を、より意匠性の高いスリット型にした側溝蓋です。工期短縮やコスト削減にも期待できます。
化粧用スリットみぞ蓋は、歩道・公園あるいは建物まわりの舗装空間で周囲と同じ舗装材を充填することで、敷設時にみぞ蓋が目立たず舗装空間の美観を保つことができます。