太平洋プレコン工業株式会社

concept#2

環境

近年「地球温暖化」より深刻な「地球沸騰化」が叫ばれています。 生活環境がますます厳しくなるなか、私たちはブロックにさまざまな機能を持たせ、 ヒートアイランド現象や水害の抑制、CO2削減を実現してきました。 これからも未来のためにできることを考えていきます。

遮熱

アスファルトとの温度差 SYN11の温度測定値

-

17.5

アスファルト舗装は、太陽に温められると蓄熱します。その熱は夜間に放出されるため、夜になっても気温が下がらず、ヒートアイランド現象を引き起こします。それを抑えるために役立つのが「遮熱ブロック」です。太陽の熱を反射して蓄熱を抑えることで、路面温度の上昇を抑制。「遮熱ILB」ならアスファルト舗装に比べ、路面温度の上昇を最大値で約17.5°Cも抑えることができます。周辺の気温上昇も抑えられるので、夏の厳しい暑さも和らげられます。

高透水

透水率 高透水JIS規定製品との比較

10

ブロックに透水性を持たせることで、雨水を土壌へと還元できる「透水ブロック」。土壌に十分な水分が蓄えられるため、日が当たれば蒸発する際の気化熱により路面を冷却し、気温上昇を抑制できます。そんな従来の透水製品よりも空隙率が高く、JIS規格による基準値の約10倍の透水率、7倍以上も目詰まりしにくいのが「高透水ブロック」です。排水を減らせるので、排水設備への負担も軽減でき、都市型水害の抑制にも大きな効果が期待できます。

保水

保水量 厚み80mmの保水製品1㎡あたりの保水量

12

L/㎡

「保水ブロック」は、土壌に近い保水機能と蒸発散効果が得られるブロックです。雨が降れば水分を吸収し、保水したブロックに日が当たれば打ち水をしたときと同じように、気化熱で路面温度の上昇を抑制してくれます。これにより、周辺の気温上昇も抑えてくれるので、ヒートアイランド現象を緩和することができます。保水量の高いブロックなら1㎡あたり9〜12Lもの水分を蓄えることができ、より高い効果を得られます。

緑化

緑化率 緑化ブロックターフメイク

65

%

緑がある場所は、植物や土壌の蒸発散作用によって熱が奪われ、周囲の気温が下がります。しかし都市部には緑が少なく、その効果はあまり期待できません。そこで活用したいのが「緑化ブロック」。駐車場などに施工して都市部の緑化率を上げられれば、ヒートアイランド現象の抑制やCO2の削減、さらに無機質な駐車場にも潤いある景観を与えられます。「緑化ブロック ターフメイク」は65%という高い緑化率で、大型車の乗り入れにも対応します。